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2012年03月01日

奥小学校環境学習でのマングローブ植林の取組み(H21~)

 奥小学校の環境学習では、主に5・6年生がマングローブの調査をしていて、まず、国頭村を中心に調査を行いました。
 オヒルギは安田川、メヒルギは田嘉里川にあり、春に種子がとれるので、田嘉里川で集めて苗をつくりました。
 これまでの調査で、海水に土という環境で一番成長が良いことが分かっていたので、ブロックとブルーシートでプールをつくり、海水・汽水・真水で比較実験を行いました。
 プールなので水が動かないという問題もあると思いますが、ほとんど成長に差が見られませんでした。
 その後、奥川河口右岸に、以前植栽したメヒルギが奥川に若干残っているものもありますが、平成22年3月に海側と支川側の2か所に植栽して、木の看板を立てて、今後は観察を継続していきます。

 1・2年生は、奥川に生えているジュズダマをつかい、地域のおばあちゃんたちから習い、アクセサリーづくりなどを行いましたた。
 3・4年生は、EM投入を行い、「油を流さないで」のチラシを各家庭に配り、また、パックテストで水質調査を行いました。

 また、平成21年5月23日と12月12日に「子どもWeb会議」として、奥小学校(児童7名)と奄美の田検小学校(児童約70名)とで各々の活動報告と情報交換を行いました。

奥小学校環境学習でのマングローブ植林の取組み(H21~)
奥小学校での手作りのマングローブ林育苗プール

奥小学校環境学習でのマングローブ植林の取組み(H21~)
奥川での植樹実験の状況

奥小学校環境学習でのマングローブ植林の取組み(H21~)
子どもWeb会議の状況



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Posted by 奥川自然再生協議会 at 11:20 │マングローブ部会