てぃーだブログ › 奥川自然再生協議会 › マングローブ部会 › 奥小学校環境学習でのマングローブ植林の取組み(H20)

2012年03月01日

奥小学校環境学習でのマングローブ植林の取組み(H20)

■現地視察:平成20年7月25日(金)10:00~16:30
 奥川へマングローブを植栽するに当たっての種苗の取得候補地の視察を行いつつ、現地におけるマングローブ林の構成、植え方等の学習会を実施しました。
 奥川では、以前植栽したメヒルギが2本生存している場所でその状況を観察したところ、この内1本は花を着けており、今後の生存が期待されます。

 近隣のマングローブ林が生息している河川として、安田川(国頭村)と田嘉里川(大宜味村)を視察しました。
 安田川では、オヒルギが優占しており、奥川の従前のメヒルギ林とは違う状況で、人工的に胎生種子が植え付けられていました。
 田嘉里川では、オヒルギは1本で、その他は全てがメヒルギであり、胎生種子をここからから取得できることが確認できましたが、そのメヒルギは砂に埋もれ、あるいは人工的な密植によって樹勢が劣るため、実をつけ、胎生種子まで発達するかどうか疑われる状況だったので、実を着ける年明けの春に、再度確認することとなりました。

奥小学校環境学習でのマングローブ植林の取組み(H20)
安田川のオヒルギ林

奥小学校環境学習でのマングローブ植林の取組み(H20)
田嘉里川のメヒルギ林(樹勢が劣ってきている)



同じカテゴリー(マングローブ部会)の記事

Posted by 奥川自然再生協議会 at 11:10 │マングローブ部会