2012年03月01日
外来種管理部会の取組み(H21)
外来種管理部会では、特に奥川と奥集落との関係が深い生物であるコイに着目しました。
地域活性化のための鯉のぼり祭り開催をめざし、約20年前に奥川にコイを放流しましたが、課題として以下の2点が挙げられます。
1.エビ・カニ等の底生動物を食い尽くすので、奥ヤンバルの里から第2落差工あたりまで底生動物が少なくなっている。
2.長寿命で20年以上生きること。
奥川からのコイの移植地としては、旧河道となる交流館から奥名橋までの直線道路沿いを考えていて、平成21年5月に座津武トンネルからの土を持ってきて、敷地を埋め、水路部を掘りました。
しかしながら、地域住民から落下を懸念する苦情があり、水路部を埋め戻しましたが、敷きならしをしていないので、容易に掘り返すことができます。
今後は、部会で活動計画(案)をつくり、コイの耐塩性や移植の実現性についての文献調査の実施、移植の概略図の作成、コイの繁殖や持続して生きていけるかの調査、コイを利用した地域活性化として見る・食べる・触れるについての可能性を調べ、「邪魔モノから好きな【コイ】として繁殖させる」ことを目指したい。
そのために、移植地の施工(住民参加型・イベントでの実施等)方法の検討、部会の中でメーリングリスト等を用いて連絡を密にとること、行政会員の部会への参加協力を考えています。
鯉の移植候補地の状況(敷地・水路とも埋めている)
移植候補地の位置図
地域活性化のための鯉のぼり祭り開催をめざし、約20年前に奥川にコイを放流しましたが、課題として以下の2点が挙げられます。
1.エビ・カニ等の底生動物を食い尽くすので、奥ヤンバルの里から第2落差工あたりまで底生動物が少なくなっている。
2.長寿命で20年以上生きること。
奥川からのコイの移植地としては、旧河道となる交流館から奥名橋までの直線道路沿いを考えていて、平成21年5月に座津武トンネルからの土を持ってきて、敷地を埋め、水路部を掘りました。
しかしながら、地域住民から落下を懸念する苦情があり、水路部を埋め戻しましたが、敷きならしをしていないので、容易に掘り返すことができます。
今後は、部会で活動計画(案)をつくり、コイの耐塩性や移植の実現性についての文献調査の実施、移植の概略図の作成、コイの繁殖や持続して生きていけるかの調査、コイを利用した地域活性化として見る・食べる・触れるについての可能性を調べ、「邪魔モノから好きな【コイ】として繁殖させる」ことを目指したい。
そのために、移植地の施工(住民参加型・イベントでの実施等)方法の検討、部会の中でメーリングリスト等を用いて連絡を密にとること、行政会員の部会への参加協力を考えています。
鯉の移植候補地の状況(敷地・水路とも埋めている)
移植候補地の位置図
Posted by 奥川自然再生協議会 at 13:10
│外来種管理部会